未経験歓迎の正社員の求人に応募
未経験者歓迎の求人とは
正社員の求人でも、「未経験者歓迎」と書かれている求人があります。条件欄に記された「未経験者歓迎」という言葉には、どのような意図があるのでしょうか。企業が「未経験者歓迎」という言葉を使うのは、「フリーターや既卒など、幅広い人材を積極的に採用していきたい」という意図があります。その場合は、即戦力となるような経歴やスキルを供えた人材を期待しているのではなく、やる気や人柄といった、潜在的な能力に重きを置く傾向があります。
なお、未経験者を募集する職種は、接客や販売、営業などです。ホテルやアミューズメント施設、飲食店などでは、未経験者の求人が多いです。アパレルショップなどの販売職も、販売経験があれば、面接の際に経験をアピールすることができます。

フリーターが正社員として採用されるポイント
未経験者歓迎の求人では、人事担当者は何を基準にして、採用する人材を決めるのでしょう。人事担当者は、募集している職種が未経験であっても、応募者が今までどんな経験を積んできたのかを、必ずチェックしています。正社員の経験がなくても、例えばバイトリーダーの経験があるとか、自分がメインとなって担当している業務があったといった経験があれば、人事担当者に「自分で考えて行動できる人材」だと評価されるでしょう。
未経験者に求められるのは、「自ら学ぼう」という姿勢です。上司に全部教えてもらえると考えているのであれば、意欲が足りないと判断されてしまうかもしれません。下調べをしているとか、必要な勉強を始めているといった、積極的な姿勢をアピールすれば、採用される可能性が高くなるでしょう。